前田公平の夢から生まれたサウンド・ビレッジ
1980年代、東京では音楽スタジオの開設ラッシュが続いていました。
そんな中、多くのスタジオ建設を手がけていたソナ工業(現在株式会社ソナ)という会社の社長であった
故前田公平が、大自然の素晴らしい環境の中で音楽作りが出来るような音楽村を作ろう!と決心しました。
そして現在の場所を見つけ、小さいながらも立派なスタジオを持つ音楽合宿施設サウンド・ビレッジをオープンさせました。
さらに発展させていきたいという前田氏の願いは東京青山のビクタースタジオにも届き、
本格的な録音スタジオを作ろう!ということになりました。
1989年サウンド・ビレッジ内にビクター山中湖スタジオが完成!でもその夢が実現した直後、
彼は癌のため天に召されてしまいました(1990)。
現在、我々は前田公平の夢を引き継ぎ、さらなる理想の音楽村実現を目指して頑張っています。
前田氏は自らも音楽をこよなく愛し,気分が良い時に時々歌うお気に入りのポピュラーソングは太く温かく本当に絶品でした。
そしてアウトドア大好き人間。サウンド・ビレッジの中に小さな社長小屋を造ってストーブでめざしを焼いて一杯やりながら楽しんでおりました。
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